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鳥獣戯画

日本美術史で最も有名な作品である「鳥獣戯画」。

10年前に行われた鳥獣戯画展には、入場まで最大4時間待ちという伝説を作りました。

日本が誇る国宝ですが、実はよくわからないことが多いのです。

平安後期から鎌倉前期にかけて製作され、京都高山寺に納められていた絵巻物ですが、

全長44メートルもあるのにストーリー性はなく、描いた人もバラバラ、描かれた年代もバラバラ。

色が描かれていないので=描き直しができないので、とてつもなく絵がうまい（いろんな）人が

一発勝負で描いているのは間違いないそう、でも誰がどんな目的で描いたかはわからない。。。



かえるやウサギが遊び戯れる様子は、自由でのびのび。

見ているほうが思わず微笑んでしまう、楽しさが溢れています。

どうしてかえるやうさぎを擬人化したのかな？なんの遊びをしているのかな？

正解がないからこそ、妄想を楽しめます。


ちょっと一息、の時に使うのにはピッタリな、愛くるしい鳥獣戯画、おすすめです。