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西川貞三郎商店 京焼 清水焼 宝瓶 彩高山寺

日本茶の旨味を引き出す急須 国宝・鳥獣戯画が描かれた宝瓶

【 京都 急須 ティーポット 日本製 鳥獣戯画 磁器 贈り物 】
商品コード : nishikawa014-S02112
価格 : 12,100円(税込)
ポイント : 330
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日本茶の旨味を引き出す急須 国宝・鳥獣戯画が描かれた宝瓶
 
株式会社西川貞三郎商店は1917年に創業。100年にわたり、京都に伝わる京焼・清水焼の伝統を大切にしながら、「貞雲(技と伝統を味わう)」「かより(華やかさを楽しむ)」「見立て(景色を感じる)」という3つの楽しみ方を提供しています。

京都の職人たちは、技術と知恵を惜しみなく注ぎ込み、多彩な表情を持つ陶磁器を数多く創り出してきました。これらの陶磁器は「京焼・清水焼」として知られ、国から伝統的工芸品に指定されており、現在でも日本の暮らしを華やかに彩り続けています。

京焼・清水焼は、京都の豊かな文化に育まれたもので、その奥深さは洗練された絵付けから感じられます。それぞれ異なる技術を用いているため、色や表現方法もさまざま。季節や場面に合わせて選んだり、異なる絵柄を組み合わせて楽しむことも魅力です。

こちらは、玉露や上級煎茶が多い宇治地方で古くから愉しまれている急須のひとつ、宝瓶(ほうひん)です。

低温で淹れるため、熱くなく直接本体を持ってお茶を淹れるのが特徴。
持ち手がないので収納時に場所を取りません。

また茶こしがついていないシンプルな作りのため、お手入れのしやすさもポイント。

自分へのご褒美に、おもてなしのアイテムにピッタリです。

【鳥獣戯画とは】
日本美術史で最も有名な作品である「鳥獣戯画」
2014年に京都国立博物館で行われた鳥獣戯画展には、入場まで最大4時間待ちという伝説を作りました。
800年ほど前、平安後期から鎌倉前期にかけて製作され、京都市右京区高山寺に収められていた戯画絵巻で、日本が誇る国宝です。 全長は44メートル!全部で4巻からなる絵巻物で、かえるやうさぎが遊び戯れる様子が巧みな筆さばきで描かれており、漫画やアニメのルーツとも言われています。
動物たちが遊び戯れるユーモラスな姿は、のびのびとした闊達な筆遣いで、見ているこちらまで楽しくなるほど。
しかし、ストーリー性はなく
「色々な人が描いているうえ、描かれた時代も違っている」こと。(最初と最後で50年くらい開きがある。)
色が塗られていない=描き直しがきかないので、「とてつもなく絵がうまい(いろんな)人が一発勝負で描いている。」こと
くらいしかわかっていません。
分からないことが多いからこそ、この愉しさあふれる絵巻はいつの世にも人々の目に新鮮なものとしてうつり、「愉しさだけが溢れる」喜びに満ちた絵になっているのかもしれません。







愛らしい鳥獣戯画

全面に文様があり、どの角度からも愛らしい柄が楽しめるのがポイント。
躍動感ある鳥獣戯画でティータイムを明るく演出してくれます。


工夫された蓋

お茶を注ぎやすく、茶葉が出にくいよう注ぎ口に合わせて蓋にも溝が施されています。



最後の一滴まで絞り出す溝

注ぎ口に溝が掘ってあり、その隙間から絞り出すようにお茶を注ぐので、最後の一滴まで味わえます。


お手入れもラクチン

内側は茶こしや陶網(急須と一体化した陶製の網)もないシンプルな作りのため、お手入れがしやすいのもポイントです。



伝統的な京焼

底面には伝統的な染付を得意とする「光抱窯」の作品である印があります。



贈り物にも

自分へのご褒美やおもてなしにピッタリの宝瓶。
ご自宅用にはもちろん、化粧箱に入っていますので、贈り物にもおすすめです。





宝瓶と煎茶碗併せてお使いいただけます

ユーモアあふれる鳥獣戯画を眺めながらすてきなティータイムをお楽しみください。



logo


▼西川貞三郎商店 鳥獣戯画が描かれた宝瓶と煎茶碗はこちら▼



宝瓶



煎茶碗


店長スズキのおすすめポイント

創業100年を超える清水焼の老舗、西川貞三郎商店さんの鳥獣戯画の宝瓶(ほうひん)です。
西川貞三郎商店さんは、歴史ある清水焼を洗練された絵付けでデザイン性の高い商品に仕立てる力が素晴らしく、初めて商品ラインナップを見たときには、美術品のよう!と感動しました。
一般的に京都で作られる陶器はすべて清水焼と呼ばれますが、中でも西川貞三郎商店さんのものは「素晴らしく芸術性の高い、美術品のような清水焼」であると思っています。

あまり聞きなれない宝瓶(ほうひん)ですが、一言で言えば、持ち手のない急須です。
小さめのサイズのものが多いので、一人用の急須としてお使いいただくのも適しています。
通常、茶葉の質が良くなればなるほど抽出に適した温度は低くなるため、良い茶葉を使うときはお湯の温度が低くなります。
そうすると、、持ち手がなくていいのではないか、となり、宝瓶が使われるようになりました。
持ち手がないと、お湯が注ぎやすく、また、洗いやすいのでとても実用的。
お茶をしっかり楽しむためのアイテムとして、是非是非お試しいただきたいです。

自由でのびのびとした、かわいらしい絵付けもポイント。
商品説明にも書きましたが、鳥獣戯画は人気のわりに実はわかっていないことが多いです。
ユーモアや愛嬌にあふれたキャラクターは、同じ時代の海外の名画に比べると、描く線のみで色が塗りつぶされておらず、モノクロで平面的、余白が多いという特徴があります。
茶道、俳句などにもつながる「余計なものをそぎ落とした日本文化の真髄」であり、現代の漫画、アニメのルーツといわれるのも納得です。
鳥獣戯画は、長らく京都、高山寺に保存されていました。
800年の時を経て、同じ京都で再現された「日本文化の真髄」を、お茶を淹れるたびに感じて頂けると嬉しいです。
 

サイズ W11 × D10 × H9cm

化粧箱/14×14×9cm
容量/重量 230ml / 185g
素材 磁器
ご注意 ●お色はモニターやブラウザなどによって、実際の物と異なる場合がございます。
●京焼・清水焼は手作りの為、一品一品の色合い、絵付け、寸法、容量、重量が微妙に異なります。
●色絵を施した陶器は、特に指示があるもの以外は電子レンジなど高温になる器具でのご使用はお避けください。
●熱湯を注いだり、直火にかけたりする等の急激な温度変化によって破損することがあります。
●塗盆、漆卓などの上で底を擦ると傷をつける場合があります。
●クレンザーや研磨剤付きのナイロンたわしなどで強く擦らないでください。表面を傷つける原因になります。
●食洗機でのご使用はお控えください。
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